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2005年 06月 22日
間もなく飛び立ちそうだ。
ブラジルに勝たなければいけない夜を迎えてます。 必要結果を聞いたとき、 ブラジル-メキシコ戦を見てなかったのもあって 「カウンター一発かしら。メキシコやるなぁ」 と思ってたらコーナー一発だった模様。 しかもポゼッションはブラジル60%以上。 決めたのは日韓W杯イタリア戦でもスーパーゴールを決めたボルヘッティ。 逆に言えばこれだからサッカーは面白い。 さぞかし北中米王者のサポーターは歓喜したことでしょう。 さて、今回我が青いイレブンもそのメキシコの真似をしなければいけなくなったわけで。 個人的な予想としては無理かなーと。 ひとつ目の理由。 先日バンコクでW杯出場を決めたとき、 「ゴール前で焦って枠外にふかしてたドーハの頃とはもう違うんだね。 嬉しくてしょうがない。」 なんて友達と話してたりしてたんですが。 そんな背景がひとつ。 ようはコンフェデってのは少なくともCMにあるような 「絶対に」勝たなければいけない試合ではない。 いくらギリシャ戦に勝って士気が上がっているとはいえ、 本番のW杯本大会出場は既に約束されている。 ふたつ目の理由。 メディアなどはオリンピックの「あの試合」となぞらえてますが。 サッカーてのはそう簡単なものじゃない。 マイアミで起こした奇跡はそれは素晴らしいものだった。 とくにDF陣の頑張り、GK川口の鬼神のような活躍がなければ、 あの後半のカナリヤの悪魔の攻撃を抑えるのは不可能だったに違いない。 後日談だが鈴木秀人などはあの試合で燃え尽きてしまい、 ジュビロでのスタメンさえも外れ自身のプレーを取り戻すのに相当時間がかかったとか。 ようはそういうこと。 奇跡ってのはそう簡単に起こるもんじゃない。 そう何回も簡単に起こることを人は奇跡とは呼びません。 みっつ目の理由。 ブラジルの気持ち。 彼らはつい数日前にメキシコに、 それも激押ししながら足元をすくわれてしまった。 次も負けるなんてヘマをしたら 「自国に帰ってこれない」ジョホールバルの岡野のような状況になるのは明らか。 前回マイアミで起こしたジャパンブルーの栄光は 正直「負けても本線出場は可能」な状態の、 しかも初戦、相手は過去にこれといって悪い結果を与えられたことのない、 極東の島国という状況で起きたものである。 以前とはまるで違う。 そして、よりによってGKジダがただ一人アメリカオリンピックのメンバー。 最後の砦が決して気を抜かない状態で臨むということになる。 以上からケルンの奇跡はなかなか難しい状況にあるのではないかと。 客観的、更に個人的主観の話ですが。 とはいえ私ぴすけだって、非国民ではありません。 12番目の選手の末席は自負してます。 ヨーロッパチャンピオンを破った勢い、 ジダ以外のプレーヤーが過去の苦汁を知らない好条件、 川口があの時の輝きをそのままに再現してくれればと思ってます。 ここは伊東輝緊急招集じゃないかなあ! そして明日も寝不足か‥ それにしてもコンフェデ参加しながら、 W杯予選を普通に戦ってるブラジル代表って本当にすごいと思う。
by nononot
| 2005-06-22 23:52
| 日記・ニュース
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